令和7年の年頭に当たりご挨拶を申し上げます。
 早いものでコロナ禍の発生から丸5年が経過しました。この期間を振り返って改めて思うのは、私ども精神科医療機関の担う役割は
決して不要不急のものではなく、皆様の健康、生活を守る必要不可欠な責務であるということです。残念ながらコロナウイルスが消え
てなくなることはありませんが、過剰に反応することなく、外来、病棟、デイケア、作業療法、訪問看護で日々の診療を真摯に謙虚に
しっかりと行っていきたいと思います。
 またすでにご存じのように、昨年から北海道大学を定年退官した久住一郎名誉教授が外来診療に携わってくれています。
当院のみならず苫小牧地区の精神科医療の質の向上に寄与できるものと考えております。
本年が皆様にとって穏やかで平和な一年になりますように祈っております。

理事長 / 院長 土屋 潔